宇津木式を成功させるコツ

宇津木式で挫折する原因と対策

湯シャン・水洗顔・肌断食のやり方は、宇津木式と非接触生活が有名です。
非接触生活は、「顔をこすらない」ということにかけてはちょっとゆるく、角栓も比較的できにくく実践しやすい傾向にあります。

しかし、宇津木式の水洗顔は「顔をこすらない」ことが徹底され、角栓ができやすい傾向にあるようです。宇津木式は、どっちかというと、角質培養に近い感じです。

そのせいか、宇津木式を実践して角栓で肌がザラザラになる方が多い傾向にあります。
また、皮脂が多い肌で急激に実践しようとすると、脂漏性皮膚炎(マラセチア)やニキビなどのトラブルにも見舞われやすくなります。

宇津木式は、最初は純石けんとワセリンを上手に使いながら進めていくのが、初期トラブルを乗り越えるコツです。

今回は宇津木式をできるだけ快適におこなう方法を検証してみました。


1.湯シャンは徐々に移行する

湯シャン

シャンプーやリンスなどのヘアケアを念入りにおこなってきた頭皮は常在菌環境が整っておらず、いきなり湯シャンを続けると臭いやフケ、かゆみ、ベタつきなどのトラブルに見舞われやすい。

なので、湯シャンの日を徐々に増やしていくことをおすすめします。

また、湯シャンの日は非接触の方法を取り入れ、湯シャン前にブラッシングをしたり、湯シャン時に手ぬぐいか綿手袋などで髪を小束に分けて拭いながら洗うとよいでしょう。

なお、湯シャン実践初期では多くの方が髪がいたんでいます。
リンスやトリートメントを使われていた方は、特に傷んだ髪があらわになりゴワついたりきしむことがよくあります。

髪のゴワつきやきしみは、クエン酸やピュアオイルなどで和らげる方法もありますが、その髪が顔にかからないように気をつける必要があります。
筆者は肌や頭皮に影響のないワセリンを推奨します。

髪のいたんだ部分は元に戻ることがないので、伸びたら切り、伸びたら切りで傷んだ部分を徐々に切っていくとよいでしょう。



2.水洗顔は必要に応じて純石けんを

泡

頭皮と同じように顔の方も、洗顔、クレンジング、スキンケアを念入りに行ってきた肌ほど常在菌環境や皮脂の調整機能が狂っています。

なので、いきなり水洗顔を続けると脂漏性皮膚炎(マラセチア)やニキビ(アクネ菌)などに見舞われたり、顔表面の皮脂が処理できず角栓まみれになることがあります。

宇津木式の水洗顔のやり方は洗面器に湯をはって、その中で顔を左右に振る洗顔法。「顔をこすらない」ことが徹底されているため、皮脂が多い人は角栓がたまりやすく、脂漏性皮膚炎になりやすい傾向にあります。

しかし、ありがたいことに宇津木式は非接触と違い、どうしても!と言う時には純石けんが許されています。
純石けんは使わないに越したことはないのですが、肌の環境が整うまでは純石けんの力を借りながら水洗顔に移行した方がスムーズなことがあります(主に皮脂が多い方)。

純石けんは泡立てネットや手で泡立てて、泡のクッションで洗顔すれば、肌へのダメージもおさえられます。後は通常の宇津木式洗顔で泡を落としましょう。

なお、ベタつきや角栓が気にならない場合は、純石けんを使わず、通常の宇津木式の水洗顔でOKです。サラッとした肌は純石けんを使うと逆に乾燥しやすくなります。

純石けんを使うか、使わないかは、ご自分の肌の様子を見ながら判断するとよいでしょう。
ベタつきや角栓がひどい場合は純石けんの力を借りてもよいでしょう。

純石けんは各地のドラッグストアに安く置いてありますので、学生さんでも手に入ります。

一方、非接触では宇津木式と違い、純石けんに関しては厳しくなっています。
その代わりに指でそっと角栓を落としてもいいようになっています。

この辺、お好きな方を実践されるとよいのではないかと思います。


3.肌断食は必要に応じてワセリンを

角質層

スキンケアを念入りにしてきた方ほど、肌表面の角質層はボロボロになり、肌の防御力が落ちています。

そのせいで、ちょっとしたことで顔に赤みが出たり、乾燥しやすくなっています。

カサつき、皮剥け、粉吹きがひどい場合は、ワセリンをうすくつけながら実践するとよいでしょう。
現在のワセリンは純度が高く、肌に影響を及ぼさないように製造されています。
また、容器式よりもチューブ式の方が劣化しにくいようです。

ワセリンも各地のドラッグストアに安く置いてあります。

なお、肌表面の角質層は重症の場合、整うまでに1~3年ほどかかる場合があります。
無理をされず、焦らず、ゆっくりと実践していくとよいでしょう。

肌がカサつかない場合は、ワセリンはつける必要はありません。
ベタつく場合は、水洗顔の回数を増やしたり、前述のように、純石けんに助けてもらうとよいでしょう。



宇津木式は肌の調子を見ながら実践

鏡

いずれにしても宇津木式は肌の調子を見ながら臨機応変に対応する必要があります。

無理をしすぎて、徹底しすぎて、返って肌が荒れて挫折する人も多いので気をつけましょう。

皮脂が多くベタつきがちな場合は純石けんを泡立てて適度に使うこと、肌がカサつきがちな場合はワセリンをうすくつけてしのぐことがポイントになります。

肌が整ってきたら、少しずつ頻度を減らしていくとよいでしょう。

なお、宇津木式や非接触を実践されている人はご存知だと思いますが、顔を手で触らないことも肌の改善に重要な要素ですので、顔を触るクセがある人は気をつけましょう。


コラム:純石けんってシャンプー代わりにできる?

結論から言えばできます。
そして通常のシャンプー液よりも肌や頭皮へのダメージもグンと減ります。

ただ、純石けんだけでシャンプーする分には問題ないのですが、ヘアケアをガッツリしてきて傷んだ髪の場合、 純石けんだけではゴワつく・きしむからリンスかトリートメントをしようという方も多く、そうなると逆にダメージが大きくなります。

髪のいたみがさほどひどくない人や、初期の髪のゴワつきをワセリンでカバーできる人であれば純石けんは湯シャンの補助に向きます

ただ、何も使わないのに越したことはないので、徐々に頻度をひかえていくとよいでしょう。

関連ページ

・宇津木式スキンケアVS非接触生活
・常在菌環境を整える
・肌断食のメイクと角栓対策 ・肌タイプ別角栓対策


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